2008年02月08日
タリーのお話~早朝の悪魔
そんなこんなで何とかキャンプ生活も慣れてきた頃。
朝4時にトイレに行きたくて起きた。
霜が降りているキャンプ場の草を、ビーチサンダルで歩いてトイレまで行こうと。
するとトイレのすぐ近くに、犬の影が二つ。
受付で飼ってる犬かな、と思いつつトイレに行こうとする。
すると、その犬はこっちにゆっくり向かってくる。
あれ?受付の犬にしては汚いぞ。。。野犬?ディンゴ?
そう思った瞬間、頭に浮かんだのは
「ヤバイ!!」
そして、自分のテントまで走る。走る。走る。
犬は容赦なく追いかけてくる。
俺、走る走る走る。
ビーチサンダルが脱げても走る。
持っていたタオルを振り回しながら、走る。
そして、何とかテントに飛び込む。
恐怖と走ったせいで、息は今までにないくらい上がって苦しかった。
息を抑えるのにかなりの時間を要したのを覚えている。
仕事前にビーチサンダルを回収しながら、俺何してんだ、とちょっと呆れてしまった。
イモでもチキンでもいいけど、マジで死ぬかと思った。

つづく
朝4時にトイレに行きたくて起きた。
霜が降りているキャンプ場の草を、ビーチサンダルで歩いてトイレまで行こうと。
するとトイレのすぐ近くに、犬の影が二つ。
受付で飼ってる犬かな、と思いつつトイレに行こうとする。
すると、その犬はこっちにゆっくり向かってくる。
あれ?受付の犬にしては汚いぞ。。。野犬?ディンゴ?
そう思った瞬間、頭に浮かんだのは
「ヤバイ!!」
そして、自分のテントまで走る。走る。走る。
犬は容赦なく追いかけてくる。
俺、走る走る走る。
ビーチサンダルが脱げても走る。
持っていたタオルを振り回しながら、走る。
そして、何とかテントに飛び込む。
恐怖と走ったせいで、息は今までにないくらい上がって苦しかった。
息を抑えるのにかなりの時間を要したのを覚えている。
仕事前にビーチサンダルを回収しながら、俺何してんだ、とちょっと呆れてしまった。
イモでもチキンでもいいけど、マジで死ぬかと思った。
つづく